CES2015のプレスカンファレンスにおいてNVIDIA社が発表した次期モバイル向けプロセッサ「TEGRA X1」のAntutuスコアが中国筋の情報サイトに掲示されていました。
TEGRA X1については 前記事 に書いてあるようにMaxwellというアーキテクチャが採用されておりTEGRA K1に比べ、64bitのCortex-A57を4コア、Cortex-A53を4コアを組み合わせた8コア構成ということ、GPUでの電力効率が良くなっていることが特徴。
その数値、驚愕の74977点!! 1つ前のTEGRA K1を搭載した「Nexus9」や「SHIELD Tablet」が55000点前後であることから、大幅に向上していることになります。
スコアの内訳を見ると、CPUパワーで11295点と非常に高く、さらに凄いのは3Dグラフィックのスコアで4K解像度であるにもかかわらず21093点という数値を叩きだしています。グラフィック性能が強く、3Dゲーム特化型であることがよく分かります。
TEGRA X1が凄いのはよくわかりましたが、これがスマートフォンやタブレットに搭載されるかは不明。Snapdragonとは違い単体SoCなのでこれとは別にモデムチップなど、様々なチップが必要になります。
しかし今後ハイエンドスマートフォンや、タブレットに搭載される可能性は十分にあるので続報を待ちたいと思います!
測り忘れていたNexus6のAntutuスコア。 意外と高かった笑 |
Source:MyDrivers.com