PanasonicがPhotokina2018開幕前のカンファレンスにて、同社初のフルサイズミラーレス一眼「LUMIX S1・S1R」を発表しました。
マイクロフォーサーズでお世話になった元LUMIX G8ユーザーとしては、やっぱり気になります。まさかオリンパスからも出るんじゃなかろうな…
NikonやCanonからも同様の機種がリリースされ、いま一番アツい市場となっているフルサイズミラーレス。この度のPanasonicの参入で一段と盛り上がりそうです。
LUMIX S1・S1R
強いボディ剛性や低温耐性を持つLUMIX。このあたりはマイクロフォーサーズ機で蓄積されてきたノウハウが存分に活かされてます。
LUMIX S1が24Mのイメージセンサー、LUMIX S1Rが47Mのイメージセンサー。ともに新開発のヴィーナスエンジンを搭載しています。
LUMIX G9 Pro譲りの直線的なデザインと赤のラインアクセント。かっちょいい。
マイクロフォーサーズ版LUMIXではおなじみの「Dual I.S.」。ボディ内手ぶれ補正とレンズ内手ぶれ補正との組み合わせで、強力な手ぶれ補正を発揮するというもの。フルサイズになってからどれくらいの補正効果があるのかは気になるところ。
詳細スペックは書かれていませんが、EVFもウリのようですね。G9 ProのEVFは120fps対応・368万ドット・35mm換算で倍率0.83倍と、かなり評判が良いものだったので、同様のものが搭載されると強みになりそう。
ディスプレイは3軸チルト。メモリーカードはXQDとSDの2枚を挿せるようです。
パッと見た感じ両者でデザインの違いは無いようです。S1Rは写真特化型、S1は写真も動画もいけるハイブリッド機といったところでしょうか。LUMIX GH5からS1に買い換えるユーチューバーが現れるかも?(GH5はユーチューバー御用達と言われているらしい)
最初のレンズは「50mm f1.4・24-105mm・70-200mm」の3本。ズームレンズに関してはF値がまだ公表されていません。
マウントはLeicaのLマウントを採用。
LUMIX S1・S1Rの発売は2019年。そこから1年以内に7本の純正レンズが登場予定。他にもLeica・SIGMAからLマウントのレンズが提供される予定です。
マイクロフォーサーズも忘れていないよ
発表会の最後の方にちらっと発表されたマイクロフォーサーズ用のパナライカレンズ「10-25mm f1.7」。風景・夜景にバッチリな広角と、普段使いしやすい25mmが1本に収まっちゃってる何気に凄い奴。
Lマウントレンズといい、MFTレンズといいホント体力ありますよね〜。頑張ってほしい。