高かった。ほんと高かった。でも、買ってよかった。という訳で念願のフルサイズミラーレス一眼「α7R III」を購入しました。
事の発端は、夏休みに関西に帰省する途中の新幹線。
フルサイズミラーレスの中ではSONYがデザイン的に一番好きだったこともあり、発売されてから評判の良いα7 IIIのレビューをはじめ色々なα7シリーズの情報やら価格を新幹線で眺めてたわけです。
ふと、ヨドバシ.comの店舗別価格を見てた時に目に入ってしまったのがα7R III。ちょうど帰ろうとしている方向にある、ヨドバシ梅田のタイムセール価格を見てビックリ仰天。多分今現在の価格.comより安かった。
これは….
乗るしかねぇ、このビックウェーブに…
今逃したら絶対後悔するわ…と薄れゆく意識のなか購入を決意。α7 IIIのつもりでコレを買ったわけですから明らかに予算オーバーなんですが、結果としては大大満足。
撮像素子 | 35mmフルサイズ、ExmorR CMOSセンサー |
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有効画素数 | 約4240万画素 |
フォーカス検出方式 | ファストハイブリッドAF(位相差検出方式/コントラスト検出方式) |
画質モード | RAW、RAW+JPEG(エクストラファイン、ファイン、 スタンダード) JPEG(エクストラファイン、ファイン、スタンダード) |
測距点数 | 35mmフルサイズ時:399点(位相差検出方式) フルサイズレンズ装着かつAPS-C読み出し時:323点(位相差検出方式) APS-Cレンズ装着時:255点(位相差検出方式)/425点(コントラスト検出方式) |
ISO感度 | 静止画撮影時:ISO100-32000(拡張:下限ISO50、上限ISO102400) AUTO (ISO100-12800、上限/下限設定可能) 動画撮影時:ISO100-32000相当 AUTO(ISO100-12800相当、上限/下限設定可能) |
連写速度 | 最高約10コマ/秒 |
静止画撮影可能枚数 | ファインダー使用時:約530枚 液晶モニター使用時:約650枚 |
連続動画撮影時 | ファインダー使用時:約180分 液晶モニター使用時:約190分 |
ファインダー | 0.5型電子式ビューファインダー 369万ドット 倍率:約0.78倍 120fps対応 5段階の明るさ・色温度調節機能 |
液晶モニター | 3.0型TFT タッチパネル対応 144万ドット 5段階の明るさ調節機能 |
手ブレ補正効果 | 5.5段(CIPA規格準拠。ピッチ/ヨー方向、Planar T* FE 50mm F1.4 ZA装着時 長秒時ノイズリダクションオフ時) |
サイズ | 約126.9(幅) x 95.6(高さ) x 73.7(奥行き)mm 約126.9(幅) x 95.6(高さ) x 62.7(奥行き)mm(グリップからモニターまで) |
質量 | 約657g(バッテリー・メモリーカード込) 約572g(本体のみ) |
その他 | 瞳AF SDカードデュアルスロット USB充電(Type-C) |
まずはじめにスペック表を。泣く子も黙る有効約4240万画素。前使ってたLUMIX G8が1600万画素だったので大幅なステップアップです。ただその分データ量も大きく扱いづらいので、普段使う分はM(18MP)に設定して使っています。
4200万画素で、ローパスフィルターレスで、ボディ内5.5段手ぶれ補正付いて、連写もいける。うーん、良い。
フルサイズなのにボディのこのコンパクトさが一番の魅力。以前使用していたパナソニックのマイクロフォーサーズ機「LUMIX G8」とサイズ感があまり変わらない感じなので、違和感無く利用できるのも嬉しいポイント。
ボタンも操作ダイヤルもさほど多くないので、普通に使いやすいです。各ボタンに機能を割り当てられることもできるので、使いやすいように自分好みに仕上げられるのも良いですね。
はぁ…カッコええ…
あったらあったで便利なチルト液晶。横には開きません。
シャッター音もつっかかりがない軽快な音で気持ちいい。
やっぱり最初は便利ズームでしょ、ということで「SEL24105G」と「SEL2470Z」と「SEL2470GM」が候補に上がるわけですが、GMasterは高いし重いしやっぱり高いというわけで却下。
ソニーストアのお姉さんに聞いたら7R使う予定でZEISSの標準ズームだともったいないですよ〜と言われてしまったので、この24-105mmを選択しました。
70-105mmの差って実は大きくて、意外と今となってはコレにしといてよかった〜という感じです。
こうなってくると財政が厳しくても単焦点が欲しくなるんですよね。いっその事、MFレンズにでも手を出そうかしら。
ピクセルシフトマルチ撮影
ボディ内手ブレ補正機構を高精度に制御することで、イメージセンサーを正確に1画素分ずつずらして計4枚の画像を撮影。専用のソフトウェアで、撮影した4枚の画像が持つ約1億6960万画素(*2)分の膨大な情報から、解像感に優れた1枚の画像を生成することができます。被写体の持つ細部の色や質感、空気感まで忠実に再現できるため、建築物や美術品などの記録・保管用の画像撮影に最適です。
α7R IIIだけに与えられた「ピクセルシフトマルチ撮影」。説明からして凄そうな機能ですが、動体撮影には不向きで、ほんとに動かない被写体を撮るときにしか威力を発揮しません。
ピクセルシフトマルチ撮影オフ |
ピクセルシフトマルチ撮影オン |
上記の写真の奥の方を切り出し(オフ) |
上記の写真の奥の方を切り出し(オン) |
試しに撮ってみましたが、やっぱり葉っぱの部分とかがちょっとブレてたりするんですよね。でも、木々や土の色味であったり明暗は明らかにピクセルシフトマルチで撮影したほうが生々しい感じがします。
この写真、六義園で撮影したものなんですけど、あそこめちゃくちゃ良さみが深かったのでまた別に書くかも。
これからよろしく
α7R IIIを買ってから、カメラがもっと好きになりました。機材に見合う腕も知識もまだありませんが、この子を通じて勉強していこうと思います。
さぁ、今度はどこへ出かけよう。