【さらばWF-1000XM3】溢れ出る高級感。テクニクス渾身の完全ワイヤレス「EAH-AZ70W」外観レビュー

これ、良いわ…買うわ…

eイヤホンで視聴して速攻で購入を決断した、完全ワイヤレスイヤホン「EAH-AZ70W」がようやく届きました。

先般のコロナ影響と想定以上の需要から若干供給が追いついていないようで、発売前にAmazonで予約していたんですが発売日から1週間遅れての到着となりました。いやぁこんな状況でも動いている物流業者の皆さん、ほんとお疲れ様です。。

このEAH-AZ70W、パナソニックから発売されているRZ-S50Wの兄弟機。とはいえ、細かいところを見ればケースの素材やドライバーの大きさ等明確に「Technics(テクニクス)」ならではのチューニングが施されています。

音質やノイキャンの聞き具合等はしばらく使ってみないと分からないことも多いので別の機会に書くとして、今回はとりあえず外観含めた簡単なレビューまで。

SONYのWF-1000XM3を手放したワケ

合わなかったトコロを上げるとすれば、「重さ・耐久性」。重さに関してはハウジングの形状をパッと見て分かる通り、耳から出る部分の比率が大きい故やはり長時間装着するとキツいものがありました。

あとはケースの耐久性。天板の部分はすぐ傷つくし、マットな質感の本体は最初は良いんですけど一度汚れるとどれだけ頑張っても元の状態に戻ることはないくらい落ちません。ブラックカラーならまだマシなのかも。

てなわけで、まだ買取需要が高く、状態がこれ以上悪くならないうちに手放してしまいました。

別にWF-1000XM3そのものが悪いとかそういうのではなくて、主観的に比較してこちらのほうが良かったから買い替えたという事。

EAH-AZ70W 外観

製品箱が既に良い感じ。

中身は取説類・充電ケーブル・イヤーピース、そして本体。シンプル。

イヤホン本体にもテクニクスの文字が。その横に小さなLEDライトがあり充電時やペアリング時に光ります。よく見ないと分からん。

本体が丸っこいイヤホンはケースから取り出しにくい印象だったんですが、これは凹んでいる部分に指を引っ掛けて取り出しやすい構造になっておりGood。

写真では光ってないんですが、ケースのバッテリー残量は開閉する部分にある3つのLEDインジケータで分かるようになっています。

充電口はUSB Type-C。いまやもう主流ですね。

ケース本体はアルミ素材。天板部分のみヘアライン加工が施されています。

手に持ったときのヒンヤリ感と、プラスチックのサンド加工では出ないなんとも言えぬ堅牢感がとても良き。

音に関する各種調整は専用のアプリから行います。基本ノイキャンは最高レベルにしていますが、外音取り込みの調整含めアプリ側でかなり細かく調整できるようになっています。5段階調節のイコライザが備わっているのも良い。

強いて言うならケースのバッテリー残量もここで分かると嬉しいかな。

イヤーピースについて

結論から言うと、純正のイヤーピースがかなり良さげなので、わざわざ変えるほどでもないかなぁという印象。

試しにWF-1000XM3用に買っていた「Spinfit CP360・AZLA SednaEarfit Short」と比べてみました。

・柔らかさ CP360 > 純正 > SednaEarfit
・軽さ CP360 > 純正 > SednaEarfit
・開口部の大きさ 純正 = SednaEarfit > CP360

ざっとこんな感じ。純正のものはCP360に近い柔らかさがありながらも、開口部が大きいので音のクリアさも両立するまさに良いとこ取りなイヤーピース。ただしなやかさはあまり無いので、耳が痛くなるようならCP360を着けるか、といったところ。

こういうとこも手抜きしてないところに好感が持てますね。

イヤピ交換中の悲劇

なんと、イヤーピース交換中にノズル部分が取れてしまうアクシデント。

ハウジング部と一体成型ではないように見えたので着脱のときには気をつけていたんですが、意外とノズル部分が太く、外す際に少し力が入ってしまったために外れてしまいました。

どうもこの部分は接着剤で付いているようで、造りが甘いように感じたのが残念。本体が割れたりしなかったのが不幸中の幸い。純正のものは難なく着脱できるんですが、他社のものと交換するときは注意が必要かも。

結局100均でも売ってるプラスチック用の液体接着剤でなんとかなりました。

皆さんもお店でイヤーピースを交換して試聴する際はお気を付けて。。。

現状最高峰の完全ワイヤレスイヤホンであることは間違いない

ファーストインプレッションとしてはWF-1000XM3と比べてやや左右の音場は狭まるものの、アタック感や明瞭さはこちらが上回っているということ。ノイズキャンセリングに関しても、SONYのように耳がツンとなるような感じはなく自然な効き方をしている印象です。

直近の発売といえば、どうしても気になるのがゼンハイザーの「Momentum True Wireless 2」。私もこれとかなり悩みましたが、試聴した感じMomentumは結構キンキンと刺さる傾向(iPhone 11 ProでAmazon Music再生)があったこともあり、こちらを選びました。
ただ一方EAH-AZ70Wは、他のレビューにもある通りノイズキャンセルを効かせているときのサーというホワイトノイズが結構気になるんですよね。アップデートで改善されれば良いんですが…

AirPods Proにお金をかけられる余裕のある方はこちらも是非一聴を。

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