使いやすい画角と圧倒的解像度の両立。Loxia 2.4/25(Carl Zeiss)レビュー


昨年ソニーのフルサイズミラーレスであるα7RIIIを購入してからというもの、ずっと便利ズーム1本でやりくりしてきました。
ただ、やはり単焦点を1本は持っておきたい!ということで、数あるレンズのうち選んだのがCarl ZeissのMFレンズ「Loxia 2.4/25」。

実はもともと購入候補に無く、Loxia 2/35を買うぞ!と意気込んでヨドバシへ行ったものの、横に置いてあったこれを試し撮りしたが最後。次々と生まれる高解像度の写真にノックアウトされ、こっちをお持ち帰りすることになりました。

ちなみに同じCarl ZeissのAFレンズであるBatisは、爪で引っ掻いたら速攻で傷が付きそうなガワがどうも気に入らず断念。Loxiaを触ったあとだけに余計にチープさを感じてしまったのかもしれません。

Carl Zeiss Loxia 2.4/25

手のひらに収まるコンパクトサイズのボディは、実際手に持ってみると中身がギチっと詰まっていると感じる程よい重さ。T*コーティングが施されたレンズと黒光りする金属ボディの組み合わせが美しく、所有感を高めてくれます。

周知の通りLoxiaはMFレンズなので、勝手にフォーカスを合わせてくれるような便利さはありません。
ただ、ちゃんと立ち止まって被写体にじっくり向き合いたい。初心者の自分としては逆にこれから入ったほうが面白いんじゃないかと思ったこと。これが今回あえてMFレンズを選択した理由の一つでもあります。

フォーカスリングのトルク感は重すぎず軽すぎずめちゃくちゃ滑らか。絞りリングのクリック感もイイ感じ。

Made in Japan。

フードも金属製で、逆さ装着も可。表面のLoxia 2.4/25の印がこれまた良い。

Loxia付けてちょっとぶらり

広角よりなこともあり、上を向いたり下を向いたりして撮った場面が多いように感じます。

ややこってりとした色付けや、微妙なコントラストがちゃんと描写されているあたり流石ツァイスレンズといったところでしょうか。特に青空の色合いとか最高では?

広角気味やしF2.4やしボケにくいかな?と思ってたんですが、結構寄って撮れることもあっていい感じにボケてくれます。

ブログでは解像度を落としてアップしているので、このレンズの良さである解像力があまり伝わりにくいのが非常に残念。
冬で空気が澄んでいるということもありますが、どんな場面でもパキッとクリアな写真にしてくれるので、景色を撮るのが好きな自分にとっては最高の相棒になりそう。

α7RIIIに与えられたトンデモ機能「ピクセルシフトマルチ撮影」と、高解像度を誇るLoxiaとの組み合わせ。1枚目赤枠の部分にあるビルの名前まではっきり確認できちゃいました。こいつはやべぇ…。

ちなみに4枚の画像を合成した元データは約300MBで、JPEG書き出しで約40MBほど。データも大きいし撮影中は微動だにさせてはいけないしで、なかなかこの機能を使う機会は滅多にないんですけど、ハマったときは本当に凄い。

もちろんズーム1本も便利だけれど、やっぱり単焦点レンズにしかない良さというものもある、ということを改めて感じさせてくれました。だいぶ奮発したけど買ってよかった。

何気ない日常の風景をドラマチックに仕立て上げてくれるようなレンズ。またどっかに撮りに行きたいなぁ。

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