Microsoftがニューヨークにて行われたWindows 10 関連イベントにてSurfaceブランドとしては初となる一体型デスクトップPC「Surface Studio」を正式に発表しました!
Surface Studio
他の製品とは一線を画すそのスタイリッシュさは、ディスプレイがペラペラに薄いことからでしょう。その薄さなんと12.5mm。28インチ4.5K解像度のディスプレイで10点マルチタッチ機能を有します。もちろんSurface Penによる入力にも対応。
ディスプレイ右下側にはボリュームキーと電源ボタンらしきものも見えます。
こんなに薄くても、ディスプレイ上部にカメラもあり、Windows Helloにも対応。
プロセッサーやメモリが入っているのは土台となっているこの部分。CPUは第6世代の4コアCore i5 or i7、GPUにNVIDIA GTX 965M or GTX 980M、メモリは8・16・32GBから選べるようになっているそう。Dolbyによるステレオスピーカーもここに収まっています。変に凝ったところがないシンプルなデザインに好感が持てますね。
これだけスリムなので重量も軽いのかと思いきや、5KのiMac 27インチと重さが殆ど変わらないみたい。(iMac:9.54kg Surface Studio:9.56kg)
インターフェースは左から3.5mmAudio端子、SDXC対応のカードリーダー、Mini DisplayPort、イーサネット、4ポートのUSB3.0。ここはまぁ、一般的。端子系をすべて裏に回しているので、まとめやすく、ごちゃごちゃした配線にもなりません。
そしてSurface Studioと、一緒に紹介されたのがこの「Surface Dial」。この謎の円柱形の物体は何に使うのか。。。
まず、Surface Studioをこんな感じに手前に引き寄せて、ペン入力による作業がしやすい環境にします。
そしてペイントツールにて、このSurface Dialを上に乗せるとその周りに色設定が出現。側面・上部がタッチセンサーになっており、さらさらと円をなぞるだけで自由自在に色を変換しキレイなグラデーションが描けるというわけ。
Surface Dialの用途は他にもページの拡大縮小やプリントを取り込んだデジタルデータの素早い閲覧(言葉じゃちょっと伝えにくい…)など、とにかくクルクルさせて操作するお助けツールのようなもの。クリエイターの方には良さそう。
こちらは11月10日より発売開始で99.99ドル。毎日4時間使用で1年もバッテリーが持つんだとか。
Surface Studioは12月15日より発売。モデルによって価格が異なりますが、最低価格でも2999ドルとそれなりに高価。
- Core i5・1TB
SSD・8GB RAM・2GB GPU(2,999ドル) - Core i7・1TB
SSD・16GB RAM・2GB GPU(3,499ドル) - Core i7・2TB
SSD・32GB RAM・4GB GPU(4,199ドル)
SOURCE:Windows 10 Event・Microsoft Store
※ 5月26日更新
Surface Studioの日本発売が決定し、価格がアナウンスされています。
- Core i5・1TB ハイブリッドドライブ・8GB RAM・2GB GPU(415,584円)
- Core i7・1TB ハイブリッドドライブ・16GB RAM・2GB GPU(480,384円)
- Core i7・2TB ハイブリッドドライブ・32GB RAM・4GB GPU(572,184円)