色んなとこでたまに「1xめっちゃ遅いやん」みたいな話をよく聞きます。自分はdocomoユーザーですのでその苦しみがあまりわかりませんが、そもそも1xって何よ?
まず前提の話としてdocomo・softbankとauでは通信方式が違います
- docomo・softbank → W-CDMA方式
- au → CDMA2000方式
説明すると長いので通信方式の説明は省きますが、要するにauだけ違うということです
auのCDMA2000もまた2種類ありCDMA2000 1x EV-DO(高速通信に特化)とCDMA2000 1x MC(音声通信に特化、また低速テータ通信用)があります。ややこしいですね….
つまり、1xの名前はここから来ているということです。auのスマートフォンで「1x」と表示されている(ちょっと前のiphoneなら◯と表示される)ときは後者のMCの方に繋がっていることになり、これは電話はできるが通信はめちゃくちゃ遅くなります(7GB超過の速度規制よりも遅い)。通信方式の違いのせいでauのiPhoneは通話中にネット検索ができないという現象が表れます。
ガラケーが主流だった頃は全然問題のない速度なのですが、スマホが登場すると動画を見たりするのでそれ相応の高速インターネットが必要になり3G,4Gが生まれました。
1xが出る時とその対策
- 地下や田舎など電波が届きにくいという状況 → 地上に出る or 諦めるかwifiで我慢
- 電車など移動中(新しい電波を探すまでのラグ) → 一瞬機内モードにしてまた戻す
携帯に関するいろんなコトバ(余談)
- 3G・・・3rd Generationの略。第3世代通信規格のこと。
- LTE・・・Long Term Evolutionの略。正確的には3.9Gで4Gではない
- キャリアアグリゲーション・・・auLTE + Wimax2プラス = 速い! みたいな話
- wimax・・・UQコミニュケーションが提供している通信網
- Android・・・Googleが開発したOSで機種名ではない。iOSみたいなもん。
以上です。1xのこと分かっていただけたでしょうか?技術が進歩するにつれてLTEやらWiFiやらいろんな言葉が出てきますが、普通の人はとてもついていけません。携帯キャリアはもっとこの辺のことを説明するべきだと思います(^_^;)