NTT docomoは5月11日に行われた夏モデル・新サービス発表会において7機種のスマートフォン・タブレット・テータ通信製品を発表しました!
今回の新製品の特長としては、PREMIUM 4G(受信時最大375Mbps)の一部機種の対応、VoLTE(HD+)への対応、電話をかけるときや受けるときの動作を最小限にできる「スグ電」などが挙げられます。
発表されて間もないですが、ドコモショップグランフロント大阪店に実機が展示されるというので用事ついでに寄っていくつか展示機を見てきました。全てではありませんが一部実機を触ってみた感想を載せておきます。
各端末の詳細なスペックはdocomo夏モデル紹介ページにまとめられているのでそちらをご覧ください。
Galaxy S7 edge SC-02H
昨日のauでも発表されたSamsungのフラグシップスマートフォン。先代のGalaxy S6では2モデルが発売されましたが今回はエッジスクリーン搭載モデルのみの投入となりました。
MicroSD・IP68相当の防水防塵に対応し、画素数は落ちているもののデュアルピクセルセンサー搭載のカメラ搭載など死角なしの安定した1台。相変わらずメーカー隠しが徹底されています。
実機の印象
前モデルであるS6edgeからは格段に持ちやすくなっていました。ただ背面もガラスで指紋もベタベタついてしまうのでそこはやや残念。
デュアルピクセルセンサーのおかげなのかカメラのフォーカスがめちゃくちゃ早く、すぐに写真を撮りたいって人にはうってつけかもしれません。
カメラにCPUにバッテリーと、とにかく頼れる1台になりそうです。発売日前日までに予約し購入するともれなくGear VRか7000dポイントが貰えるので、これに決めた!って人は今すぐ予約しましょう!
カラバリはピンク・ブラック・ホワイトの3色。海外で発売されているシルバーが出なかったのは残念。5月19日に発売予定です。
Xperia X Performance S0-04H
Zシリーズではコンパクトモデルも投入されましたが、新しいXシリーズはこのPerformanceのみ。X Performanceではデザインを一新し、背面は従来のガラスからメタルに、ディスプレイも端が丸くなったデザインでiPhoneを彷彿とさせます。指紋認証センサーはZ5から受け継ぎ。 カメラも大幅に進化し、追尾フォーカス機能が追加。インカメラも13.2MPに強化されセルフィーも綺麗に撮ることが出来ます。
実機の印象
画像ではあまり気にならない背面下の樹脂部分。実機を見るとシルバーとブラックはヘアライン加工のため、サンドブラスト加工のライム・ピンクよりも明らかに樹脂部分が目立っていました。NFCは裏から表上部に移動。背面デザインをシンプルにするためにFelicaマークもカメラのGロゴも消したそうです。ならばいっそdocomoロゴも…
カラバリはホワイト・ブラック・ライムゴールド・ローズゴールドの4色。6月中旬に発売予定です。
AQUOS ZETA SH-04H
120HzハイスピードIGZOディスプレイを搭載し、とことん省電力にこだわった1台(前からですが)。今回は3辺狭額縁デザインではありません。
「GR certified」認証のカメラは今回2260万画素のものにパワーアップ。0.4秒の高速起動、0.02秒のフォーカスも相まってより使いやすくなっています。2016年、スマホのカメラ競争はまだまだ白熱しそうです。
以前から搭載している人工知能「エモパー」も4.0にバージョンアップ。
実機の印象
久しぶりに3辺狭額縁ではなくなったAQUOS ZETA。決して止めたわけではなく他の機種から乗り換えても違和感がないようにしたとのこと。背面のカメラ部の出っ張りはカメラにこだわった結果のようです。
背面はガラスかと思ったのですが、説明員の方によるとガラスではなくハードコートの樹脂(だった気がする)らしいです。側面はアルミを使用し高級感がありました。また側面には「グリップマジック」用のセンサー・指紋認証センサー・電源ボタン・ボリュームキーがあり、指紋認証センサー自体は電源ボタンの役割は持っていません。認証速度は非常に良好で、指の各指紋ごとにロックを解除したときのアプリ起動が割り当てられるのはなかなか良いと感じました。
通知イルミのカラバリ・点灯パターンも非常に多く、AIのエモパー、のぞき見防止のベールビューなど至れり尽くせりな、日本らしい1台だと感じました。
カラバリはホワイト・ブラック・グリーンの3色。6月上旬に発売予定です。
arrows SV F-03H
今回のarrowsはハイスペックではなく、スペックを抑えたミッドレンジモデルのため指紋や虹彩認証といった機能はありません。シンプルなデザインながらもMIL規格14項目をクリアしており以外とタフなスマホです。
実機の印象
動作はスペックの割にきびきび動いているなぁ、という感じ。
おそらく価格も抑えられるであろうarrows SVですが意外と本体の作りにチープさは感じませんでした。ただ、ぱっと見完全にXperiaと勘違いするほどデザインがそっくりです。デザインで差別化するのは難しいとは思いますが、どうしてもこういったデザインになってしまうんでしょうか?
カラバリはゴールド・ブラック・ホワイトの3色。6月下旬に発売予定です。
Disney Mobile on docomo DM-02H
本体表面下にミッキーの形をしたスワロフスキークリスタルのストーンをあしらい、背面下にもミッキーとミニーのラインアートがあるなどディズニーの世界をそのまま表現したスマートフォン。
エレクトリカルパレードを楽しめるライブ壁紙やオリジナルコンテンツも用意され、同封のカバーの開閉によってライブ壁紙のデザインが切り替わるなど中身もしっかりこだわっています。
カラバリはピンク・ホワイトの2色。7月上旬に発売予定です。
arrows Tab F-04H
タブレットとして世界初、虹彩認証を搭載したF-04H。薄型軽量で重量は430gとXperia Z4 Tabletには及ばないものの、軽量な部類ではないでしょうか。F-03Hと同じくMIL規格14項目をクリアし、さらに壁に立てかけても倒れないように3辺に「grip edge」と呼ばれる滑り止めが付いているので家でも外でも楽しめるオールラウンダーなタブレットとなっています。
カラバリはホワイト・ブラックの2色。7月下旬に発売予定です。
Wi-Fi STATION HW-01H
受信時最大370MbpsのPREMIUM 4Gに対応したモバイルルーター。モバイルバッテリーとしても使えます。
カラーはブラック1色のみ。6月下旬に発売予定です。