Audio-technicaイヤホンであるATH-IMシリーズ向けに開発されたリケーブル用ケーブル「Re:cord Palette 8 AT-IM」を入手したので手持ちのIM04に挿してみました!
このケーブルのブランドである「Re:cord」はケーブルメーカーであるオヤイデ電気とリケーブル市場で人気のZephoneがタッグによって生まれたもの。「もっとカジュアルに、もっといい音で」を軸に開発されたこのケーブルはIMシリーズだけでなく他に、SHURE SEシリーズ・Sony XBAシリーズ・Westone UM proシリーズ・Ultimate Ears TF-10・・・等多彩なイヤホンに対応するケーブルを発表し、いずれもカラフルな色合いが特徴となっています。
種類は「Palette 6」と「Palette 8」の2つ。ケーブルにはオヤイデ電気が開発した精密導体102 SSCを採用し、Palette 6には6本が、Palette 8には8本が入っています。
SOURCE:ニュースリリース
接続部分。耳にかける部分は補強されており、かつて所有していたUltimate Ears のUE900Sを思い出します。ケーブル自体の色はあれよりももっと濃く紺に近い青です。
もともとIM04についていたケーブル(写真右)都の比較。8本も撚り入れられているだけあってPalette 8の方が当たり前ですがしっかりしています。ただ、しっかりしすぎているが故に取り回しは純正に劣ります。
いままでこんな感じだったのが。。。
じゃん!!!!
どうでしょうか?だいぶカジュアルになったんじゃないでしょうか?黒と青の組み合わせも最高です。写真ではどうもわかりづらいと思いますが本物はもっと鮮やかな色してます。
本当のことを言うとこれを買うつもりでヨドバシに行ったんでは無いんです。Audio-technicaから出てる純正のアップグレードケーブルAT-HDC5/1.2を買う気満々でケーブルコーナーに向かったのですが、試聴コーナーにこんな鮮やかなケーブルを置かれたら聞かずには居られなくなり、帰る頃には気づいたらコッチを手にしていました。完全に予算オーバー。。。
果たして買いなのか?
これに変えてから劇的に良くなった!!とは残念ながら感じていません。ただ、本来のIM04が出す眠くなるようなしっとりとした音から、楽器の音がよりハッキリとした元気な自分好みの音に変わったと思います。今までざらついていたボーカルもより生々しくなったようにも感じます。残念なところとしては取り回しが悪くなり、タッチノイズも大きいため外出向きではなくなってしまったということ。まあ、色とデザインで半分購入を決めていたのでこの辺は我慢。
ついでに試聴した純正のAT-HDC5/1.2もブラウンのケーブルがいい味出しててケーブルも柔らかく取り回しがしやすかったので良かったです。ボーカルの艶っぽさが劇的に向上していたのでこっちを買っても大抵の人は満足できるのではないでしょうか。
あとは財布との相談。1万円以上もするケーブルなので思わずポチらずに、実際に見に行って試聴されたほうが良いと思います。