世の中に数多と時計はあるけれど、ここまで変わった時計はないんじゃないかと思う。だけど、どこか惹かれるものがあった。
というわけで腕時計というかファッションアイテムに近い、SONYの電子ペーパー腕時計「FES WatchU」を衝動買いしてしまいました。
FES Watch Uとはなんぞや
FES Watch UはSONYが手がける、アクティブマトリクス方式フレキシブル電子ペーパーを採用した腕時計。
スマートフォンと連携してバンドと文字盤の柄を自分好みにカスタマイズすることができるのが特徴。ただAndroid WearやApple Watchのように通知を受け取ったりすることはできません。あくまで柄を変えられる普通の腕時計。
発売自体は2017年で、当初はクラウドファンディングサイトでの販売でしたが、現在は様々な場所で購入できるようになっています。
外観
\コンニチハ/
出したらわかる、良いやつやん…
シルバー・ブラックよりもバンドとの一体感があってかなり良さげ。
ブラックモデルでは、本体にチタン化合物をコーティングしたイオンプレーティング処理なるものが施されており、耐傷性にも優れています。
FES Watch Uのロゴの下にはBluetoothの電波を安定化させるためなのか、スリットのようなものが入っています。
本体はIPX5/IPX7の防水に対応しており、これからの季節汗ばんでもサッと水に流して手入れしておけば、汚れが目立つことも無さそう。
これまたブラックカラー限定なのが、表面がサファイアガラスなこと。このガラスもメーカーの方曰く、SONYのデジタル一眼「α」のレンズを生産する工場で仕上げられているとのことで、ここもちょっとした嬉しいポイント。α持ってないんですけどね。
充電は、専用の充電スタンドで。バッテリー持ちは通常モード(ボタンを押すと時刻が表示されるモード)で2週間。
ただ時刻を常に表示する設定にすると、1分ごとに電子ペーパーのリフレッシュがかかるのでバッテリー持ちが極端に短くなってしまうそうな。
スマートフォン側では「FES Closet」アプリで時計デザインの管理を行います。選べるデザインは現時点で105種類。
スマホで選んだ柄は、Bluetoothで時計側に送信します。転送時間は数秒〜十数秒くらい。
夏限定「Summer2」 |
「1・2・3」 |
「Modern Mosaic」 |
自分で柄を作れる
ストックのデザインだけではなく、自分好みのイラスト・写真から時計のデザインを作ることが出来るのもFES Watch Uの魅力の一つ。
先程のアプリ画面から上部の「+」をタップすると、編集画面が出てくるので…
試しにカメラでハイネケン撮ってみました。
あとは時間表示のデザインを選択して、ハイネケン時計の完成!
バンドの部分に薄っすらと缶の上下部が写ってますね。
ビジネスでもプライベートでも使える時計を探している人、スマートウォッチに飽きてきた人にオススメ
別にAndroid Wearスマートウォッチを持ってはいるんですが、いざ着けようとした時にバッテリーが無かったりするし、結局通知はスマホで見てしまうことが多いしということで、出番がめっきり少なくなってしまいました。
FES Watchにしてからは、充電のこととかペアリングのこととか特に何も考えずに、普通に装着するだけなので少し気が楽になりましたね。
時間が消えている間は一風変わったファッションアイテムにも見え、結構気に入っています。
「ファッションのデジタル化」をスローガンに作られたFES Watch。実際手にとってこそ面白みが分かるので、一度実物を見てもらいたいところ。ボタン一回でガラッと様子が変わるこの腕時計に、特にオトコは心くすぐられるはず。