今年の初買いとして購入した、Astell&Kernの「AK70」とJH Audioの「Michelle」。レビューにてもうこれは2017年のベストバイだ!と言い切るほどに、この2つのバランス接続めちゃくちゃ満足してます。
満足するのは良いものの、それと同時に立場が薄れつつあった、OPPOのポータブルアンプ「HA-2SE」。いつも使用するMIchelleが2.5mmのままなので、いちいち3.5mmのケーブルの方にまた戻して使用するのが面倒くさくなっていました。
外で聴くには2.5mmが良いし、家で聴くには3.5mmにしなければならずどうしようか…と考えている矢先に登場したOPPOの純正変換ケーブル。ニッチな製品だと思うんですが意外にニーズがあるんでしょうね。よくぞ販売してくれた!というのが正直な気持ち。
見た目
「2.5mm to 3.5mm 6N-OFC Balanced Headphone Converter Cable (OPP-CC-2535BI)」が製品名。長い。ちなみに長さは11cm。
「OPPOオリジナルの高精度プラグ、純度99.9999%の高純度OFC(無酸素銅)を採用し、ツイストペア構造で磁束をキャンセルすることで電流ノイズの影響を低減」しているそう。
線も太く作りはしっかりしていますが、意外と柔らかく取り回しは良さげ。
というわけで早速、Michelleと接続してみました。純正のものがL字プラグで不格好にみえますが、家で使うのがメインになると思うので特に気になりません。
HA-2やHA-2SEの3.5mmジャックはグランド分離に対応しており、このケーブルはAK向けの2.5mm4極ケーブルとHA-2をグランド分離接続出来るようにするためのもの。
ただ単に2.5mmから3.5mmの変換ケーブルではないので、このままiPhoneやGalaxyとかに挿しても片方からしか音が出ません。ただ、MacBook Proのジャックでは普通に使用できました(いろんなものに挿すのは故障にもなりかねないので止めた方がいい)。
グランド分離?バランス?4極?2.5mm?何それ?何が違うの?というのが今までの考えだったので、今回色々と調べました。オーディオってややこしい…
いつもの音が更にグレードアップ!
家で聴くときの布陣はコレ。AK70でバランス接続した音も十分満足…なんですが、これを通して聴くとまた1枚ベールが剥がれて、横も縦も定位がしっかりし、より迫力のあるサウンドに変貌します。耳には良くないんですが、いつもよりボリュームを上げて聴きたい感じ。
このケーブル、3400円くらいで割とお買い得な価格。ユーザーの方は1本持っておいても損は無い、というかあったほうが良い、いやマストバイな製品。ほんとオススメ。