Google I/O 2016で発表されたスマートフォン向けビデオ通話アプリ「Duo」がついにダウンロード出来るようになったので早速インストールしてみました!
AppleのFaceTimeやSkypeといったビデオチャットアプリに対抗して作られたGoogle Duo。その使い心地を確かめてみようと思います。
まずはインストールから
Google PlayからGoogle Duoをダウンロードします。リンクはこちらから。要件はAndroid 4.1以上となっており、出回っている殆どのスマートフォンに入れることが出来ます。ちなみにiOSも対応。
インストールが完了し、アプリを立ち上げるとまずは利用規約やプライバシーポリシーに同意するよう求められます。利用する電話番号の確認と確認コードの入力を経てアプリが使えるようになります。
Googleのアプリながらもアカウントを必要とせず電話番号のみで利用できるのは簡単で良いですね!
写真はXperia Z4 TabletにDuoを入れて立ち上げているところ。スマートフォンとタブレットではUIが少し違うのかなと思いきや全く一緒。
画面下側にはビデオ通話開始のボタンと過去に通話した番号の履歴が表示されるだけの超シンプルなデザイン。通信環境によっても変わると思いますが、WiFi環境の画質は良い感じでした。
ちなみに今回わざわざ他の人にインストールさせて使ってるとこを写真撮るのも気が引けるし申し訳ないので、1人で2台使って1人で寂しく撮影していたのは秘密。。。
Google Duo最大の特徴である「ノックノック機能」。これは着信を受けた時に発信者が今どんな状況・表情で電話をかけているのかを応答前にライブで見ることの出来る機能。これを利用するには着信側の情報がが発信者の連絡先に登録済みである必要があります。
受ける前に相手方の顔を見ることが出来るというのは面白いと感じる一方、向こうの状況を見る事ができることによって生じる弊害もあるように感じます。
Google Japan Blogより |
ノックノック機能を利用するとこの様な感じに。
先ほどのノックノック機能によって電話を受ける前に相手方のビデオを見ることが出来ます。応答するには下のビデオボタンを上にスワイプ、拒否するには下にスワイプします。電話とは違い向こうの状況が把握できるのでめんどくさい飲みへの誘いや極力出たくない上司からの電話だから受けないでおこう…という事もあるかもしれません。
通話料は?便利なのか?
電話番号で登録するので通話料金をとられるのかと思いきや通話料は無料。無料と言っても通信は行うので通信料はかかります。
使い心地についてはシンプルなデザインなので自分にとっては使いやすいと感じます。また、面倒な手続き無しで番号だけで利用できる点も非常に良いと感じました。
ただ相手方に招待を送ってインストールしてもらう必要があったり、1対1の通話しか出来ないというところは、なかなか普及しづらい点だと思います。
何よりFaceTimeやSkype、LINEなどがすでに一定の地位を築いている中でこれを使う意義があるのかどうかという疑問も拭えません。
Duoと時を同じくして発表されたチャットアプリ「Allo」はGoogleが蓄積させてきたAI技術を使った「Google Assistant」を融合させ新しいチャットサービスとして普及させようとしています。こちらに期待したいところ。