Zenfone Selfie発売日となった9月18日。先日行われた「Zenfoneセミナー」の参加者に貸し出されるZenfone Selfieが無事に到着したので、開封の儀を行いたいと思います。
「日本未発表Zenfoneセミナー」イベントの様子はこちらを御覧ください。
では早速、ご対面。コンパクトなパッケージにピッタリと収納されているZenfone Selfie。今回貸して頂いているカラーはブルー。ブルーとはいってもミントブルー系の優しい色。他にもホワイト・ピンクがあります。
付属品(保証書・ユーザーマニュアル・ZenEar・イヤーピース・充電器)一覧。
バックカバーを外した画像。爪を引っ掛けてカバーを外すんですが、結構パチっとハマっているので力が入りますし、壊れそうで怖いです。
バッテリーも着脱可能で、SIMスロットは2つ、SDカードスロットもあります。
本体背面。スピーカー・音量ボタン・カメラ・LEDフラッシュ・レーザーAF用の赤外線センサーがあります。
エルゴノミックアークデザインによって本体は非常に握りやすく、背面はさらさらとしたマットな質感で、安っぽさは微塵も感じません。写真では見えづらいですがスピーカー上にZenfoneのロゴがあります。
本体下部。これといって特徴は無くmicroUSB充電口とマイク穴のみ。
本体上部にはイヤホンジャック・電源ボタン。本体がNexus6と同じくらい縦幅が長いため、電源ボタンがここにあるのは少しいただけないですが、ZenMotionによってディスプレイを2度タップすれば画面のオンオフが出来るためあまり気にはならないです。
この機種最大の特徴であるインカメラ。88度の広角レンズでインカメラとしては珍しいLEDフラッシュ付き。実際に試し撮りをしてみたところ露出の自然さ、インカメラとは思えない解像度に驚いてしまいました。やはり1300万画素は伊達ではありません。
Zenfone 2を「性能怪獣」としてPRしていましたが、こちらは「カメラ性能怪獣」といったところでしょうか。
フロントカメラもレーザーAFのおかげで被写体が遠くても近くてもフォーカスが瞬時に合い非常に快適。画質も他社フラグシップのカメラに比べると細部の表現力でやや劣る部分がありますが、この端末がミドルレンジであることを考えると十分綺麗です。
Zenfoneといえばこのスピン加工。イベントでも説明されていましたが、溝の加工を従来より細かくすることによって光のあたり方によってはキラリと光り、他の製品にはない独特の高級感を演出しています。
本体を起動し、初期設定を済ませた所。写真では電話アプリを開いていますが、Zenfoneでは基本的なアプリが「ZenUI」というASUS独自のUIで構成されており、見やすく使いやすいものになっています。
特に「What’s Next」という機能では、カレンダーに書き込んだ予定がホーム画面のウィジェット・ロック画面にタイミングよく表示されるようになっています。また文字入力で定評のある「ATOK」が標準で入っており、わざわざ有料版を買わなくて良いのも嬉しい所。
Zenfone Selfieでは最初から色々と役に立つアプリがプリインストールされています。しかしGoogleとASUSで同じようなアプリが混在していたり自分には不要だというアプリも割と入っているため、できれば設定で無効化orアンインストールしたほうがスッキリするかも。
本体容量は16GBで、ユーザーが実際に使えるのは10GBあるかないか。やや心もとない気もしますが、microSDで増設すればなんの問題もありません。
Zenfone SelfieのRAMは2GB。最初から割と食ってるようにも見えますが、いくつかアプリを開いた状況でパフォーマンスの低下はあまり感じませんでしたし、通知バーを降ろしてくればメモリブーストのボタンがあるので重くなってきたなと思ったらすぐにタスクキル出来ます。
価格・スペックを見ればミッドレンジに位置するZenfone Selfie。スペックの高い他社製品に比べるとやはりカクついたりラグが生じたりする時もありますが、普段使う分で不満を感じることはありません。レーザーAFやマニュアルモードが存在するなどカメラに関しては最近の上位機種に匹敵する実力だと感じています。
巷ではiPhone 6Sがかなり人気になっているようですが、価格に関して言えばこちらのほうが半額以下で買えますし、最近流行りの自撮りに関しては最強の性能を持っています。
「ASUSフラグシップストア」にて本機の展示もされているようなので気になる方は足を運んでみてはいかがでしょうか?
(追記)