昨年の夏頃に、Boseが発売を予告した2つの完全ワイヤレスイヤホン「Earbuds 500・700(仮)」。当初「Earbuds 500」の発売時期は2020年前半とアナウンスされていましたが、待てど暮らせど案内はありませんでした。
2020年ももう半分以上が経過した7月末、ようやくFCC(連邦通信委員会)のページにてユーザーマニュアルが公開されました。認証情報自体は1月に登録されていましたが、今回詳細な情報が出てきた形になります。
恐らくここまで発表が遅れているのはコロナの影響と思いますが、ようやくですね。現行機の「SoundSport Free」の発表が2017年ですから、3年ぶりの新モデルとなります。
EarBuds 500
ユーザーマニュアルから様々な情報が見て取れます。ざっくりと現行機(SoundSport Free)からの変更点をまとめるとこんな感じ。
- イヤホンの筐体がやや小型化
- ケースの充電口がUSB-Cへ
- イヤホンの物理ボタンは無くなり、タッチセンサー式に
- 音声アシスタント(Amazon Alexa・Google Assistant等)対応
何より装着感は改善されてそう。現行機はあまりにも本体が大きすぎるので、耳が疲れるんですよね…
防水機能に関してはIPX4程度で現行機と変わらず。
正直この時期に出てくる製品にしては、他社比較での優位点があまり感じられませんね。価格を抑えて、より多くの人にBoseの音を楽しんでもらう為のモデルという位置づけでしょうか。
Earbuds 700らしきモノも通過してる
もう一つ7月に認証を通っているイヤホンがあり、FCC ID名は「A94432893L」。噂のノイキャン対応のフラグシップモデル「Earbuds 700」と思われます。
末尾にLとついているので、イヤホン左部分のみが現時点では登録されている模様。Earbuds 500のパターンだと、イヤホン左右・充電ケースの3つが登録されているので、同じくあと2つ登録されるはず。
製品に関する情報はほとんどありません。
Youtubeでは既にパッケージがリークされていたりと、発表までさほど時間はかからないものと思いますが、先般のコロナ停滞がどこまで影響するかは分かりません。とりあえず楽しみに待ちましょう!
SOURCE:FCC ID.io