今行われているMWC2015において、現在の指紋認証に置き換わる新たな生体認証技術が話題を呼んでいます。
虹彩認証とは?
指紋認証を搭載したスマートフォンとして有名なのは富士通のARROWSシリーズ。富士通製のフィーチャーフォンでも指紋認証がありましたね。
その後AppleのiPhone5Sから搭載された「Touch ID」によって世界に普及していきました。
虹彩認証とは、眼球の黒目に現れる皺のパターンを識別して本人確認を行う認証方式のこと(IT用語辞典より)。コンタクトレンズをつけていても認識力はほとんど落ちないとされ、指紋認証に置き換わる新たな技術として注目されています。
虹彩認証搭載スマートフォンについて
MWC2015では中国のZTEが虹彩認証搭載のスマートフォン「Grand S3」を発表しました。Snapdragon801・5.5インチフルHDディスプレイ・3GB RAM・Android4.4を搭載し2999元で発売予定。
ロック画面において認証するのにやや時間がかかるそうですが、これは技術進歩でなんとかなるでしょう。
また、MWCにおいて富士通が虹彩認証搭載スマートフォンのデモ機を披露するそうです。かつて指紋認証技術で失った独自性・優位性をこれで挽回したいのでしょうか。こうして日本メーカーが頑張っていると応援したくなります。
従来の目とスマホの距離でも認証可能に |
Source:富士通