Leicaのレンズ一体型デジタルカメラ「 Qシリーズ」から「Leica Q2」が発売されることが発表されました。
フルサイズセンサーを搭載しつつもコンパクトなボディ、無駄が削ぎ落とされたシンプルな外観がLeica Qの特徴。私もそのデザインに一目惚れし、「欲しいぃぃ!」となったものの価格で断念。いつか手に入れたい憧れのカメラとなっています。
そんな憧れのカメラに機能が向上した新モデルが出るというのですから、気にならない訳がありません。
Leica Q2
大きく変わったのは搭載されているセンサー。従来の2400万画素から4730万画素に大幅にグレードアップしています。まさかパナのフルサイズミラーレス「LUMIX S1R」と同じもの?
高画素化したことで35mm・50mmに加え75mm相当の画角にクロップして撮影できるようになっています(660万画素相当)。つまりは4本分のレンズを1つのレンズで楽しめるということですね。うーん良い。
カメラ本体も防塵防滴仕様となり、天候関係なく手軽に持ち出すことができるようになりました。これだけ高価なカメラを気軽に持ち出すか?という点は別にして。
レンズ | Summilux 28mm f/1.7 ASPH. (9群11枚、非球面レンズ3枚) |
手ぶれ補正 | 光学式 |
絞り | F1.7〜16 |
撮像素子/画素数 | フルサイズCMOSセンサー/有効画素数4730万画素 |
ダイナミックレンジ | 13段 |
記録形式 | DNG、DNG+JPEG、JPEG |
動画記録形式 | MP4(C4K:24fps・4K:24/30fps・FHD:24/30/60/120fps) |
ISO感度 | A/50/100/200/400/800/1600/3200/6400/12500/25000/50000 |
シャッタースピード | メカニカルシャッター:60〜1/2000s 電子シャッター:1〜1/40000s |
バッテリー(撮影可能枚数) | 1860mAh(約370枚) |
EVF | 368万ドット OLED |
背面液晶 | 3インチ104万ドット |
サイズ/重量 | 130×80×92mm/718g(バッテリー込) |
その他 | Bluetooth Low Energy対応 |
これだけしっかりとしたスペックがあのコンパクトなボディに入っていて、かつ使い勝手の良いLeica純正のレンズがついて70万円。安いのでは?(錯乱)
デザインだけで欲しくなる「Leica Q」
過去に発売されたLeica Qのカラーバリエーションの数々をご紹介。どのカラーも魅力的で、部屋に置いておくだけでインテリアとしても良い感じ。
オーソドックスなシルバーカラー。モノクロのカラーにレッドのLeicaロゴが良いアクセント。Q2でも出ないかなぁ〜。
シルバーモデルにカーキの本革をまとったモデル。二子玉川の蔦屋家電に飾っているのを見たことがありますが、これも良いカラーでした。
GINZA SIXにLeicaストアがオープンする際に記念として発売された、オレンジとセメントグレーのLeica Q。それぞれ限定30台ずつとかなり希少なモデルとなっています。
新聞に大々的に広告を出しているのをたまたま見かけて、初めてLeica Qに興味を持つきっかけとなったモデルでもあります。オレンジかわいい。
ソチ五輪で金メダルを獲得したスイスのハーフパイプ選手ユーリ・ポドラドチコフさんとコラボレーションし、シルバーカラーをベースにホワイトの本革をまとった世界300台限定モデル。万が一Q2でこの色が出ようものなら、無理をしてでも欲しい。欲しい!欲しいぃっ!
イギリスのトラベルケースブランド「グローブ・トロッター」とのコラボレーションモデル。カメラを買うともれなく専用のトラベルケースも付いてくる、なんとも贅沢な逸品。グローブ・トロッターに使用されるレザーをカメラにまとい、ケースとの一体感を持たせています。
イギリスと日本で各50セットずつとこれまた激レアな商品。
実際に見に行ってきた
あまりに気になりすぎて、GINZA SIX内にあるLeicaストアへ実機を見に行ってきました。誰もいなかったこともあり、一人で立ち入りにくい雰囲気があったものの、いざ店内へ。ちゃんと鎮座しておられましたよ、Leica Q2。
そばに置いてあったLeica Qと比較してどこが変わったのかを店員さんが丁寧に説明してくれました。
一番変わっているなと感じたのは、ビューファインダー。Q2からはファインダーにOLEDが採用され、従来よりもよりコントラストがはっきりしたことにより、肉眼そのままで見ているかのようにくっきり表示されます。
バッテリーも初代Leica Qから随分と大きくなっていました。他の記事なんかを見ているとセンサー性能向上の都合で、容量は約2倍になっているそうな。
先程も書きましたが、初代Leica Qは多彩なカラーバリエーションも魅力の一つでした。個人的にブラックよりもシルバーカラーが好きなので「Q2でも他の色とか出ないんですかね?」と聞いたところ、本体の材質がアルミニウムからマグネシウムに変更になったことで加工上シルバーにするのはなかなか難しいのでは、とのこと。
実機を触ると余計に欲しくなってしまってダメですね。いやぁ、恐ろしい。でもそのうち手に入れたいとは思っているので、その時までお金はしっかり貯めようと思います。
SOURCE:Leica