BAドライバー4基搭載 ロジクール UltimateEars「UE900s」をレビュー!

今回はロジクールUltimate Earsから発売されているハイエンドイヤホン「UE900s」を手に入れたので、レビューしていきます!

UE900sについて

  • ドライバー:バランスド・アーマチュア 4基
  • 再生周波数帯域:20 – 20kHz
  • インピーダンス:30Ω

 UE900sは2013年3月に発売された「UE900」の後継モデル。これが2014年の5月に発売されたので、1年という短い期間でマイナーアップデートしたことになります。最近Ultimate Earsのオンラインストアや商品ページから姿を消したことから、次のモデルが出るのではないか、という噂もありましたが未だになんの情報も出ていません。
 UE900sはUE900に比べて特別変わったことは無いですが、ハウジングの中のチューニングがやや変更されたりパーツが変更されていることで、UE900よりもバランスのとれたサウンドになっているそうです。

 今回はXBA-H3を売りさばいてUE900sを購入したので実質1万円ちょっとです。しかも中古品。イヤホンの中古品というのは少し不安でしたがeイヤホンの店舗でしっかり実物を確認でき、あまり使用感もなかったので購入するに至りました。

開封の儀

 では早速。イヤホンの箱にしては結構大きい。

イヤホンにしては珍しいメンテナンスジェルなるものが入っている
付属品はイヤホン本体・イヤーチップ・ケーブル2本
キャリングケースが2つ・クリップといった至れり尽くせりの内容
ケーブルがブルーのほうはスマホに挿している時にコントロールできるボタンが付いている。

 開けてまずびっくりなのはイヤーピースの量。SONYのMDR-EX1000を彷彿とさせるほどこれでもか、っていう量が入ってます。
 でもこれだけ入ってると、自分にピッタリ合うサイズが見つかるので良いですね。

 写真の通り、本体とケーブルは簡単に外すことができます。端子はリケーブルではもはや定番になったMMCX端子。各メーカーから出ているケーブルにリケーブルできます。先代のUE900ではリケーブルで化けるというレビューがあったので、UE900sでも化けると思います。

音に関して

 もともと購入のきっかけになったのが、遮音性の良さ。実際、電車の中でも使っていますが電車の走行音はかなり抑えられています。外音が抑えられているので音量もいつもより少なくて済み、音漏れも軽減されていると思います。
 前に使っていたXBA-H3はハイブリッド型。一方こちらはバランスド・アーマチュア型。聴き比べると当たり前ですが音作りが違います。
 H3はバランスド・アーマチュア2基とダイナミックドライバーのハイブリッドなので綿密な音かつ音場が広い。しかし中高音域がやや曇って聞こえます。これはXBA-A3でかなり改善されているので新しくソニーイヤホンを買う人はA3がオススメです。
 一方UE900sはバランスド・アーマチュア4基。さすがにこれだけ積んでいると音の解像度が違います。音場はやや狭くなるものの、かなり優秀な方かと。ただ解像度が高過ぎる故にプレイヤーによっては高音域が刺さる印象。
 今はZX1に直挿しで使っているんですがボーカルのサ行が少し刺さって聴こえます。でもこれは使い慣れていくうちにマシになっていくかもしれないですし、イコライザーで何とかなります。最終手段にリケーブルがありますしね笑
 一般の人にはあまり知られていないメーカーですが、イヤホン自体は超一流品なので満足しています!
 是非購入してみてはいかがでしょうか??

※11月7日更新

 eイヤホンの梅田EST店記念オープンセールということでUE900Sが安くなってるみたいですね(といっても今日まで…)。新品が29,800円、自分が中古で手に入れたときとほとんど同じ価格まで値下がりしているようです。
 今はもうこれとは別のイヤホンを使用しているのですが、ジャンルを選ばないオールマイティーさとコンパクトゆえの付けやすさを考えると「良いイヤホンだったなぁ、手放さなきゃ良かった…」と思ってしまいます。

 端子がMMCXという独自規格ではなく一般的なものなので、市販されているリケーブル用のケーブルをいろいろ挿して自分好みのものを見つける楽しさもありますしね。

 先日eイヤホンの中古コーナーを覗いてみましたが、状態のいい中古の方も割と値が落ちてきているみたいなので、ちょっといいイヤホン欲しいなぁと思っている方はゲットしておいて損は無いかも。

 
 

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